はいと君 ママの応援団

小児肥満の判定方法

肥満度(%)=100×(現在の体重−標準体重)/標準体重

  • ● 幼児
    肥満度15%以上を太り気味
    太り気味 ≧+15%
    やや太り過ぎ ≧+20%
    太り過ぎ ≧+30%

  • ● 6歳〜17歳
    軽度肥満 ≧+20%
    中等度肥満 ≧+30%
    高度肥満 ≧+50%

肥満度の簡易グラフ

3ヵ月毎につけてみてください。肥満の判定にあてはまらなくても、
肥満度が増加傾向にあれば注意しましょう。
肥満度30%以上の中等度肥満から合併症が高くなります。

BMI(Body Mass Index)=体重(kg)/身長(m)2

小児では年齢とともに変動するので、
成人と同様の判定はできません。

成人では、BMI≧25 肥満




腹囲

小学生は75cm以上、中学生では80cm以上で
腹部の脂肪が増加しています。

小児で腹囲が80cm以上(小学生は75cm以上)あれば内臓脂肪型肥満、すなわち糖尿病、高血圧、脂肪肝、脂質異常症などのい合併率が高くなります。体重を測定するように、腹囲の測定も重要です。

体脂肪率

男性13歳未満 >25%  13歳以上>25%
女性11歳未満 >30%  11歳以上>35%

成長曲線

成長曲線(体重)の基準線を横切って上向きであれば、肥満は増悪しています。
身長の伸びが悪い場合は、二次性肥満を疑います。

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